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当センターに実際に寄せられたご相談の中で、問題解決に協力した事例のご紹介です。
よく似ているようにみえる事案でも、具体的事情によっては、同じような結果にならないことも多々ありますので、ご注意ください。
当センターへの相談は無料ですので、わからない点があればお気軽にご相談ください。
早朝、自宅近くの町営体育館駐車場で自分の車の中で灯油をかぶり焼身自殺。
遺族補償を求め公務災害申請をしましたが、基金支部は公務外と認定。基金審査会に審査請求をしたところ、基金審査会は請求を棄却しました。そこで、基金本部に再審査請求しましたが請求が棄却されました。
基金の処分の取り消しを求めて静岡地裁に提訴。静岡地裁は、処分の取り消し請求を認容しました。これを受け、基金が控訴しましたが、東京高裁でも認容判決が出され、公務災害として認定されました。
新任教諭で4年生のクラス担任、新採研修、新採者としての教材研究など超多忙な中、クラス内のAD/HDと思われる児童の対応と学級崩壊への対応、保護者との関係、上司との関係の中で、「うつ病」を発症し、過労自殺したものと考えられます。
被災者の友人などで支援する会が結成され、教職員を中心に支援の輪が県内、全国的に広がった事例です。
早朝自宅で倒れ、救急車で搬送されました。心肺停止後いったんは蘇生しましたが、意識が戻らないまま現在に至っています。
労務災害申請をしたところ、島田労働基準監督署は不支給との決定。審査請求しましたが棄却決定が出されました。そこで、労働保険審査会に審査請求しましたが、請求は棄却されました。
その後、静岡地方裁判所に対し処分の取り消しを求めて提訴、現在係争中です。
静岡市にある公立病院において看護婦のKさんが自殺。Kさんは同病院に採用された直後勤務中に突然意識を失う意識消失発作で倒れ、治療後復職しましたが、上司らから発作歴を申告しなかったことをなじられ、面談の際「正式採用できない」「辞めるしかない」などと強要されるパワハラを受けました。両親が公務災害であると申請、2013年2月地方公務員災害補償基金県支部から上司よりのパワハラが自殺の原因であるとして公務災害と認定されました。